英語は何歳から?その2

帰国子女・三兄弟の話

パパさんの海外赴任で英語圏に引越した友人一家。

長男が中学生、次男は小学校高学年、三男は幼稚園児の時に海の向こうへ渡りました。

それから赴任期間は5〜6年。途中一時帰国の時も必ず会っていました。

三男君が我が家の上の子と同級生です。

3人とも日本人学校には通わず、インターナショナルスクールで英語漬けの毎日が始まりました。

長男君は日本語が確立した状態から外国語としての英語を着実に身に付けて行きました。

次男君は一時帰国の際に自分でセミリンガルなどと言っていましたが、結局は3人の中で一番高い英語力を身に付けています。

耳と発音だけは三男君がぶっちぎりです。

帰国子女無敵

その後、長男君は日本で、次男君は帰国せずに米国で難関大学・大学院を卒業しました。

2人ともTOEICはほぼ満点で、次男君は英検1級も持ってます。

三男君は小学校中学年で帰国し、公立の小学校へ転入。

帰国してすぐに英検2級(児童英検じゃなくて普通の英検)に合格しました。

小学生で英検2級は帰国子女には当たり前だそうで、帰国子女受け入れで有名な中高一貫私学に入学する為にも取っておくべきとか。

英語教育の岐路に

一時帰国の時に、アメリカ英語・イギリス英語・スペイン語訛りの英語・ フランス語訛りの英語・中国語訛りの…と色々真似して聞かせてくれました。驚愕です。

帰国子女と比べるのはナンセンスですが、日本で英語環境を…というのとは次元が違いますね。

彼自身の努力の結果ですが、中学生からの長男君が素晴らしい英語力を身に付けているのにも考えさせられました。

 

  • 我が家は日本に住んでいるのだから、まずすべきは確かな日本語と考える力を身に付けることではないか。
  • 英語を聞き取れる耳さえ出来ていれば、後は本人の努力次第じゃないだろうか。
  • 彼らのような帰国子女枠での入試を受けられるでもなく、日本に住んで日本の受験制度の中で戦って行くには、むしろ英語に重点を置き過ぎるのは良くないのではないか。

 

もちろん英語も日本語もOKなスーパーキッズはいるでしょうが、我が家は凡人。そう凡人なのです。

家庭での英語は楽しめる範囲内で十分です。バイリンガルは無理でした。  

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